新居を探す際に、自分好みのインテリアに変更したい、好きな間取りや便利な動線の家に住みたいといった希望があるかと思います。
賃貸物件はリノベーションできないと諦めていた方へ、DIYが可能な物件の探し方や、注意していただきたい点などをご紹介します。
賃貸でも物件によってはリノベーションできる
賃貸物件は原則として退去する際に原状回復が義務付けられていますが、最近では借主の意向でリノベーション可能な物件も増えています。
そのような物件はカスタマイズ賃貸、DIY賃貸、借主負担DIY型などと呼ばれ、国土交通省も普及を推進しています。
たとえば借主負担DIY型では、借主が費用を負担すれば、リフォーム会社へ依頼したり、自分の手でDIYを楽しんだりでき、退居時の原状回復の義務もありません。
また、貸主も入居前のクリーニングなどが不要で現状のまま貸せるため負担も軽減されるので、家賃設定が割安な場合もあります。
リノベーションできる賃貸物件の探し方
リノベーション可能な物件を探すには、住宅情報サイトなどで検索する方法があります。
たとえば、「カスタマイズ賃貸」「DIY賃貸」「リフォーム可能物件」などのキーワードで検索すると、意外に多くの物件が見つかるかもしれません。
とくに、自分で納得がいくまでDIYをやってみたい方や、リフォーム工事を依頼する場合は「借主負担DIY型」の物件を探されてはいかがでしょうか。
また、築年数が経過している物件では新しく設備を交換する必要があります。
そのような物件の貸主がリフォームを検討している場合、交渉次第で借主主体のリノベーションを了承してくれるケースもあるでしょう。
リノベーションできる賃貸物件を借りる際の注意点
リノベーション可能な物件がみつかったとしても、すべて自由にカスタマイズ可能なわけではありません。
火災が発生した場合に備えて、避難する時間を稼ぐために危険度の高い箇所には危険度に応じて不燃材料、準不燃材料、難燃材料などの燃えにくい材料を使用しなければなりません。
「内装制限」といい、消防法や、建築基準法、都道府県の火災予防条例などで規定されています。
とくにコンロ周辺に使う材料には注意が必要です。
また、事故物件であることを理由にリノベーション可能としている場合もありますので、気になる際は調べてみましょう。
まとめ
リノベーションが可能な賃貸物件は増えつつあり、住宅情報サイトなどを活用することによって調べられます。
しかし、内装制限があったり事故物件であったりする可能性もあるため、探し方にも注意が必要です。
持ち家でなければ理想のDIYができないと諦めずに、新居探しの選択肢の一つにくわえてみてはいかがでしょうか。
センチュリー21ダイチ・コーポレーションでは、江戸川区の賃貸物件を豊富に取り揃えております。
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