私たちの日々の生活に欠かせないものとなっているインターネット。
賃貸物件を探す際にも、インターネット可能の物件をチェックする方は多いでしょう。
物件の情報として、「光ファイバー」や「インターネット対応」などと書かれているのを見ることがあると思いますが、この二つの違いをご存じでしょうか。
今回は「光ファイバー」と「インターネット対応」の違いについて解説します。
「光ファイバー」と「インターネット対応」の違いとは?
アパートやマンションなどの集合住宅では、まず共用部分へ回線を引き、その回線をさらに個々の部屋まで引くことによって、インターネットが利用できるようになります。
「インターネット対応」とは、その物件のオーナー側で共用部分へ回線を引くところまで実施済みであることを意味しています。
個々の部屋へ回線を引く工事や、プロバイダとの契約など、インターネットを利用するための手続きは入居者がしなくてはいけません。
「光ファイバー」は、「インターネット対応」の中で特に光回線を共用部分へ引いているものを指します。
「光ファイバー」と「インターネット対応」のそれぞれのメリット
光ファイバーは、現在のインターネットの主流となっています。
通信速度が速く、安定しているのが特徴です。
最近ではYouTubeなどの動画サイトや、Amazonプライムビデオ、NetflixなどのVOD(ビデオ・オン・デマンド)サービスが盛んであり、動画をスムーズに視聴したい需要が高まっています。
光ファイバーであれば、動画の視聴でストレスを感じることは少ないでしょう。
一方、インターネット対応と書かれている賃貸物件の場合、ADSL(電話回線)やケーブルテレビの回線を用いていることがあります。
光ファイバーと比べて月々の使用料金が安いのがメリットですが、通信速度や安定性では劣ります。
インターネット対応と書かれていても光ファイバーを用いていることもあるので、オーナーや管理会社に確認してみると良いでしょう。
「インターネット対応」でも「光ファイバー」を利用できる?
もし回線がADSLやケーブルテレビだった場合、光ファイバーを利用することはできないのでしょうか。
オーナーや管理会社に相談してみても、1軒のために大規模な工事をして集合住宅の共用部分へ別の回線を引いてくれるというのは考えにくいです。
そんなときはモバイルルーターを使用すれば、賃貸物件の固定回線に左右されずに光ファイバーを利用できますよ。
モバイルルーターは自宅だけでなく、外に持って行って使うこともできるので、外出先でインターネットを利用したいときなどにも大変便利です。
まとめ
今回は、「光ファイバー」と「インターネット対応」の違いについて解説しました。
普段、動画をよく視聴するご家庭の場合は、通信速度や安定性に優れた光ファイバーである光回線にしたいものです。
インターネット対応と書かれていても光ファイバーである可能性もあるので、まずはオーナーや管理会社にどの回線を引いているか確認してみましょう。
センチュリー21ダイチ・コーポレーションでは、「光ファイバー」「インターネット対応」賃貸物件を多数取り扱っています。
こだわり条件での物件探しも可能なので、お部屋探しの際はお気軽にご相談くださいませ。