お引っ越しを機に、ペットを家族として迎え入れようとお考えになっているご家庭もいると思います。
お引っ越し先がペット飼育可の賃貸物件なら、ペットを飼うハードルも低くなりますし、動物好きの方にとっても嬉しい条件でしょう。
犬や猫などを初めて飼うご家庭では、どんな種類にするか、誰が世話をするのか、子どもも含めて話し合いをすることから、家族の絆がよりいっそう深まるかも知れません。
動物を飼うことは、小さな子どもに大きな影響を与えますので、今回は子供にとってどのようなメリットがあるのかご紹介します。
ペットが育む子どもの心
動物は、大人にも子どもにも癒しを与えます。
子どもが言葉を話さない動物と心を通わせることで、やさしい心や思いやりが自然と育ちます。
エサや散歩など世話をしていくうちに自分以外の人を気遣えるようになりますし、自分より弱い存在であるペットに対しての「生命」を守ろうと、強い責任感も芽生えます。
犬や猫のぬくもりに触れるとストレスが軽減され、健康にも良い影響があることが証明されています。
また、一緒に散歩する、遊ぶなどの生活の変化で子どもの活動量も増えることが期待されるでしょう。
ペットを飼う前に子どもの気持ちと体を確認!
動物と一緒に過ごすことで多くのメリットがありますが、動物は私たちと同じひとつのかけがえのない「生命」です。
一度飼い始めたら一生責任を持って飼育しなければなりません。
「モノ」ではないひとつの「生命」にずっと責任を持つことが出来るのか、家族で充分に話し合う必要があります。
飼育にかかるエサ代はもちろんのこと、将来にわたって必要な医療費、またトイレの掃除、散歩など、メリットだけでなくそれに伴うリスクがあることも認識しなければなりません。
また、動物に対してアレルギーを持つ子どもがいます。
飼う前に小児科でアレルギー検査をすることをお勧めします。
ペットショップやカフェ、犬や猫などの動物を飼っているお知り合いがいれば、飼いたい動物と事前に触れ合う機会を作るのもひとつの方法ですね。
まとめ
ペットと一緒に過ごす事で家族の会話が増え、子どもにもたくさんのメリットがあることは確かです。
一方で、責任感を持って社会のルールを守り、ペットの安全を確保するという苦労が大きい面があることも事実です。
子どもだけではなく、ご両親も一緒になって家族同様にかわいがれば、親子の会話も増えるでしょう。
たくさんのことを学べるペットとの生活は、子どもの成長に大きく役立つことでしょう。