省エネ設備の住宅は、戸建てでしか実現できないと思いがちですが、賃貸物件であっても可能です。
この記事は賃貸における、省エネ住宅の種類や選び方についてご紹介します。
省エネ住宅に住んで月々の光熱費を安くしたい、これから家を住み替える予定があるという人は、ぜひ参考にしてください。
賃貸の省エネ住宅とは?種類はどのくらいある?
省エネとは、暖房や冷房によって消費される電気やガスの使用量が減らせることで、省エネ住宅とはその設備が導入された家のことです。
従来では省エネ住宅=一戸建てといったイメージでしたが、環境保全や温暖化の抑制といった世界全体の流れを受け、賃貸にも広がっています。
省エネを実現してくれる設備は主に4種類です。
エコキュート
いわゆるオール電化の省エネ設備がこのエコキュートです。
電気だけで、お湯を沸かし給湯器や暖房器具を稼働させます。
試算では年間光熱費が、5万3000円ほど安くなると出ています。
エネファーム
エネファームは、ガスを使って電気もまかなう省エネ設備です。
ガスと空気(酸素)の化学反応によって、熱を起こし発電します。
とある試算では、年間の光熱費が7万円程度安くなるとされています。
エコウィル
こちらもガス(エンジン)によって発電もまかなう省エネ設備です。
エネファームと大きく違う点は、ガスを燃やした際に排出される熱を利用しているという点で、暖房や給湯もすべてこの熱を利用します。
公式サイトのシミュレーションでは、年間光熱費が6万7000円安くなると試算されています。
エコジョーズ
効率良くお湯が沸かせる給湯器で、ガスが少量で済みます。
たとえば年間のガス代が12万円弱の家庭であれば、10万円程度で納まるとされており、約2ヶ月分のガス代が浮く計算です。
エコキュートは電気を使い、エネファーム、エコウィル、エコジョーズはいずれもガスを使っています。
省エネ住宅に住むには結局どれが一番いい?賃貸の選び方とは
省エネ設備はどれもメリット・デメリットがあります。
使用する動力と、光熱費の利用割合を基に選び方を考えてみましょう。
お得に、火災のリスクも減らしたい人はエコキュートがおすすめです。
浴室乾燥を使う予定がない、シャワーの水圧もさほど気にしない人なら問題ないでしょう。
自家発電に興味があるならエネファームとエコウィルです。
電気とガスを、バランスよく使う家庭ならエネファームが合うでしょう。
電気はさほど使わず、温風の出ない全館暖房に憧れがあるなら、エコウィルがおすすめです。
いずれもガスを使った設備ですが、光熱費の割合を電気とガスどちらが多く占めるかで選んでもいいでしょう。
とにかくガス代を節約したいならエコジョーズです。
まとめ
賃貸を省エネ住宅に変えてくれる、省エネ設備の種類と選び方を見てきました。
冷暖房効率や、器具の使用頻度は地域によって違います。
ご自分で吟味するのはもちろん、可能であれば近隣で省エネ設備を導入している人に話を聞いてみるなどして、情報収集してみてください。
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