せっかくマイホームを買うなら、リビングの過ごしやすさにはこだわりたい、という方は多いでしょう。
その際、広さや配置する家具なども考えるべき点ですが、実は照明も過ごしやすさに関わってきます。
今回はリビングの照明と過ごしやすさについてご紹介します。
マイホームのリビングを彩る照明の明るさについて
まず知っていただきたいのは、ルクス(lx)で表される「照度」という単位です。
この照度は、シチュエーションごとに適切とされる値があります。
家族で団らんするときは200ルクス、本を読むときは500ルクス、細かい作業をするときは1000ルクスが必要とされています。
つまり、リビングを団らんの場として使用する場合に最適な照度は、おおむね200ルクスが適切です。
ただ、リビングはさまざまな用途がある部屋のため、明るさを細かく調整できる照明を取り付けるのがおすすめです。
また、設置する照明の数を増やす「一室多灯」という手法を使い、雰囲気を変える方法もあります。
一室多灯とは、読んで字の如く一室に複数の照明を設置する照明手法です。
シチュエーションによって点灯させる照明を変え、インテリアを際立たせることで気分を変えることができます。
これは季節ごとに雰囲気を変えたい場合にも有効な手法で、設置しておけば季節が変わるごとに照明を交換しなくてもいいため、手間が省けるというメリットもあります。
マイホームのリビングを彩る照明の色について
照明の色も、快適にリビングで過ごす上では重要なポイントです。
照明にはおおむね5種類の色があるとされていますが、日本では主にその内、「電球色」、「昼白色」、「昼光色」の3種類が用いられています。
それぞれの色がどのような特徴があるのかみてみましょう。
「電球色」はオレンジ色で温かみのある光で、リラックス効果が期待できる色です。
家族での団らんや、リラックスしたい空間に向いた色と言え、リビングに向くと言えます。
「昼白色」は太陽に近い色とされ、そのためにあらゆる用途に使える色です。
リビングはもちろん、キッチンや子ども部屋でも使え、人間の生活にもっともフィットすると言っていいでしょう。
「昼光色」は青白い色が特徴的な電球で、集中力を高める効果があると言われています。
仕事や勉強をする部屋には向いていますが、昼光色下では食べ物の見え方が悪くなると言われていますので、ダイニングには不向きです。
最近はお子さんの勉強をリビングでさせるというご家庭も増えているため、リビングの照明に昼光色を選ぶ場合も増えています。
こうしてみると先に述べた通り、リビングの照明は調光機能を持った照明を設置したほうがいいでしょう。
ただ、それでは味気無い、という方やインテリアにはこだわりたい、という方も多いかと思います。
多様なリビングの使い方への対応とオシャレは、照明の組み合わせを工夫すれば両立できます。
たとえば、広範囲のシーリングライトには昼白色を用い、食事をするテーブルの上には電球色のペンダントライトを吊るす、というのはメジャーな手法です。
もちろん、シーリングライト2つでも可能ですが、その場合は配線を確認しなければ実現できないかも知れません。
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まとめ
照明は工夫次第で、同じお部屋でもまったく異なる雰囲気を演出できます。
シーリングライトだけで十分に明るい場合でも、ライトスタンドやペンダントライト、スポットライトを用いることで簡単に気分が変えられるというのは、マイホームへの愛着にも繋がります。
マイホームのご購入を検討されている方は、照明の明るさや色などにも少しこだわってみてはいかがでしょうか。
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