掃除機は毎日のように使う家電のひとつですが、賃貸物件においては選び方に注意が必要です。
製品によって稼働音が異なり、吸引力に優れたものほど音も大きくなりがちです。
騒音トラブルの原因になる恐れもありますから、静音性に重点を置いた選び方がおすすめです。
賃貸におすすめする掃除機の選び方のポイント
掃除機をマンションなどの集合住宅で使用する場合、騒音が発生しにくい製品を選びましょう。
さまざまな製品があるので、タイプやサイズで選ぶのがポイントです。
<スティック型を選ぶ>
キャニスター型掃除機は吸引力に優れるものの、車輪のついた本体を転がしながら使用します。
階下に車輪の振動が伝わりやすく、騒音の原因となります。
そのため2階以上に住む場合は、スティック型掃除機がおすすめです。
メゾネットの賃貸物件のように階段の上り下りが必要なときも、スティック型は持ち運びが容易です。
<コンパクトサイズを選ぶ>
賃貸物件は収納場所が限られていますから、場所を取らないコンパクトサイズの製品を選ぶのがポイントです。
たとえばスティック型なら、クローゼットの隙間にも収納できます。
さらにパイプを取り外せばハンディクリーナーとして活用できるため、賃貸物件の狭い空間でも手早く掃除が可能です。
コードレスモデルが一般的なので家具の隙間も掃除しやすく、2台目の掃除機を選ぶときにもおすすめです。
賃貸に向いている静音性が高い掃除機の選び方
賃貸での掃除機の選び方は、静音性に着目してください。
ただし、音の小さい製品は吸引力が不足するおそれがあります。
目安として60デシベル(普通の話し声)以下のものであれば、賃貸の集合住宅でも音が漏れにくいでしょう。
使用時間を短くすることも騒音対策に効果的ですから、小回りが利きちょっとした隙間時間に清掃ができるものが賃貸物件には向いているのではないでしょうか。
<モードを切り替えられる製品を選ぶ>
静音モードとパワフルモードを搭載した掃除機なら、状況に応じて使い分けられます。
夜間や静かに掃除をしたいときは静音モードを使用し、日中など多少の騒音は問題のない時間帯にはパワフルモードを使うのも良いでしょう。
<サイクロン式は音が大きくなりやすい>
フィルターレスで紙パックも不要なサイクロン式は、手入れが簡単なため人気が高いタイプです。
また、フィルターがあるタイプなら排気性能に優れているので、アレルギー体質の方でも安心して使用できます。
しかし、ゴミと空気を遠心力で分離する性質上、稼働音が大きくなりがちな点に注意してください。
まとめ
掃除機はタイプによって性能や特徴が大きく異なります。
使用時の静かさと吸引力の高さを両立した製品もあるので、環境に応じてチョイスしたいものです。
賃貸物件において静音性能は外せないポイントですから、選び方の参考にしてみてはいかがでしょうか。
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