お隣さんに音がきこえてないだろうか?
下の人からうるさいとクレームが来るのではないか?
お子さんがいらっしゃるご家庭にとって子供の声や走り回る音が近所に聞こえているのではないかと不安になりますよね。
近所とはできるだけトラブルを避けたいものです。
そこで今回は、賃貸における防音性を見分けるポイントについて解説していきます。
防音性の高い賃貸物件を見分けるポイントは?建築構造編
<一般的な構造>
賃貸住宅の一般的な建築構造は、
●木造
●鉄骨造
●鉄筋コンクリート・鉄骨鉄筋コンクリート
に分かれます。
不動産会社の部屋情報に必ず書かれていますので確認してみてください。
分からない場合は不動産会社に確認しましょう。
<音の伝わりやすさ>
一般的に音の伝わりやすさは、
木造 → 鉄骨 → 鉄骨鉄筋コンクリート → 鉄筋コンクリート
の順で伝わりにくいと言われています。
ただし、木造でも防音がしっかりしているところはあります。
内見に行った際に壁を叩いてみて反響がないか、部屋の声の反響の具合がどうかなどを自分で確認してみてください。
土日に内見に行くとお隣さんが休みで家にいる可能性が高いので、生活音がどの程度聞こえるかを確認するのにおすすめですよ。
<木造と鉄骨造について>
木造と鉄骨造において、足音に関してはあまり変わらないといわれています。
木造の角部屋であれば下の階への配慮だけで済みますね。
鉄骨造に関しては、壁の構造にACLという資材が入っているかどうかで遮音性が変わります。
ACLが入っていないと音が反響してしまうので注意が必要です。
是非不動産会社に確認していただきたい項目です。
<鉄筋コンクリートについて>
鉄筋コンクリートの構造物件には壁と床だけで建物を支えようとした作り方と、支柱を使用した作り方があります。
壁と床だけで建物を支えようと作った方が壁式構造と呼びます。
支柱を使った作り方よりも、壁式構造の方が壁が分厚いです。
壁が分厚い方が遮音性に優れていますので、こちらも不動産会社に確認しておきたい情報ですね。
防音性の高い賃貸物件を見分けるポイントは?構造編
<隣り合う部屋の作り>
隣の部屋と自分の部屋がどのように接しているかによって、防音性が変わっていきます。
自分の部屋と隣の部屋の隣接する壁がつがいのクローゼットになっている場合は木造であっても防音性が高いです。
これは直接音を伝えずにクローゼット内で音が反響しているためです。
つまり、クローゼットが厚い壁の働きをしてくれているということ。
他にもキッチンや浴室がつがいの関係の間取りでも防音性が高いです。
隣り合う部屋同士が壁1枚だけではない間取りであれば、構造に関係なく防音性に優れているということです。
まとめ
防音性に優れた部屋を選ぶ場合には、鉄骨鉄筋コンクリート構造の部屋を選べば問題ないです。
ですが、鉄骨鉄筋コンクリートの部屋は家賃が高くなってしまいます。
そこで、木造であっても隣り合う部屋同士でキッチンや浴室など何か空間を挟んでいる部屋を選べば少しでも防音性の優れた部屋に住むことが可能です。
防音性の優れた部屋だと思って選んだとしても、住んでみると意外と聞こえてしまうという場合もあります。
これまで音のトラブルがなかったかを不動産会社に質問することも有効ですよ。
センチュリー21ダイチ・コーポレーションでは、江戸川区の賃貸物件を豊富に取り揃えております。
ご希望する間取りやこだわりたい設備などございましたら、お気軽に当社までお問い合わせください。