近年増加している地震やそれに伴う火災など、万が一の災害時に周辺住民の避難地や防災拠点としての役割をもつ「防災公園」。
今回は「防災公園」のさまざまな役割とともに、江戸川区民の防災拠点として、ぜひ知っておきたい葛西防災公園についてご紹介します。
災害が起きたとき 住民の安全を守る「防災公園」の種類と役割とは?
「防災公園」といっても、その役割は種類によってさまざまです。
役割分担された「防災公園」の種類としては、以下のようなものが挙げられます。
●広域防災拠点
大地震や火災の災害が起きたとき、主に救援救護活動や広域な復旧・復興の拠点になります。
●地域防災拠点
大地震や火災の災害が起きたとき、主に救援救護活動の前線基地、救援物資輸送の中継基地などとして機能します。
●広域避難地
大地震や火災の災害が起きたとき、周辺地域からの避難者を受け入れ、主に火災から身を守るための場所として機能します。
●一時避難地
大地震や火災の災害が起きたとき、主に近隣住民の緊急避難所となり広域避難所への中継地として機能します。
頼れる防災設備と備蓄で江戸川区民を災害から守る葛西防災公園
江戸川区の葛西防災公園は、1984年に開園した「プールガーデン」の老朽化による閉鎖に伴い、建物の一部を再利用して整備、2015年にオープンした防災公園です。
災害時には江戸川区南部地域における物資の転送拠点となり、上記「防災公園」の種類としては地域防災拠点としての役割を果たします。
園内の防災倉庫にはカーペットや毛布、給水器材、臨海地域ならではのボートなど、発災2〜3日後に各避難所で必要となる物資を備蓄しています。
防災時にはかまどに変身する「かまどベンチ」や「防災井戸」を利用して水を流す「マンホールトイレ」なども設置されており、災害時の緊急避難場所として頼もしい存在となっています。
平常時はテニスコートや遊具で遊べる!江戸川区の葛西防災公園
江戸川区の葛西防災公園は、上記のような災害への備えと役割を持ちながら、平常時は園内にある「西葛西テニスコート」や「多目的コート」など、周辺住民が気軽に利用できる施設として親しまれています。
「芝生広場」や「遊具広場」もあり、子どもたちにとっても恰好の遊び場に!
小さな子どもに大人気のすべり台やアスレチック風の遊具があるので、ちょっとしたお散歩や日々の運動に親子で楽しむことができそうです。
まとめ
江戸川区の葛西防災公園の施設は、周辺に住む人々にとってとても心強い防災公園ですね。
「住民の防災意識が高いこと」「災害に対応したまちづくり」は、引っ越しなどで住む場所を決める時もぜひ、確認しておきたい重要なポイント!
今住んでいる場所でも、万一の時の避難経路や対応方法を家族で話し合っておくと安心ですよ。
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