こんにちは。
センチュリー21 ダイチ・コーポレーションのコダマです。
賃貸住宅にお住いの方は『退去時の原状回復』という言葉に敏感になりますよね。
近年、床にクッションフロアを使用する賃貸物件が増えています。
クッションフロアは安価なうえ、様々な特性に優れているため重宝される反面、変色や色移りしやすいデメリットもあることから、通年皆さんの関心事なようです。
持ち家ならまだしも、賃貸の場合は色移りしたまま放置するわけにはいかず、いずれ部屋を引き払う時には原状回復しなければいけません。
もし、クッションフロアに色移りしてしまった場合、どのような方法を使えばいいのでしょうか。
今回は、賃貸物件のクッションフロアの色移りについてご紹介します。
色移りの話の前に 賃貸の床に使われるクッションフロアとは?
色移りの話をする前に、クッションンフロアの特性について紹介しましょう。
クッションフロアは、クッションを張り付けた、ビニール性の床素材です。
弾力性や防音性・耐水性に優れるため水がしみこまず、水をこぼしても簡単に掃除することができます。
色移りしやすい賃貸の床 クッションフロア
一方で、クッションフロアにはいくつかのデメリットもあります。
たとえば、弾力性に優れる一方で変形しやすく、家具の跡がつきやすいデメリットがあります。
しかし、家具の跡がついてしまった程度なら、賃貸では原状回復を求められることはありません。
ただ、色移りは通常の損耗とはみなされないため、賃貸の床で色移りしてしまった場合は原状回復を求められます。
クッションフロアは熱や紫外線に弱く変色してしまうほか、簡単に色移りしてしまうものです。
床に敷いていたマットの色が移ってしまったり、家具の床に接するゴムの部分からゴムの色が移ってしまうこともあります。
賃貸の床が色移りしてしまった時の対処法
色移りする染料は水や油、アルコールに溶けやすい性質を持っているため、アルカリ性洗剤を使って落とすことができます。
この時、クリームクレンザーを使うと、さらに色移りが落ちやすくなります。
ただし、これは染料がクッションフロアの表面にとどまっている時の方法です。
クッションフロアの内部にまで染料がしみこんでしまうと、色を落とす方法はなく、張り替えが必要になります。
色移りした賃貸の床を張り替える時の費用
クッションフロアの張り替えにはいくらぐらいかかるのでしょうか。
クッションフロアを張り替えると、1㎡当たり3,000円から4,000円程度の費用が発生します。
ただし、賃貸の入居年数に応じた減価償却も考慮されるため、費用はケースバイケースです。
お部屋内に自転車を直接おいてしまい、タイヤ痕を広範囲にわたって付けてしまい、泣く泣く敷金精算されてしまったという過去を持っております"(-""-)"
その時は3LDKのお部屋の家賃・2ヶ月分の敷金を納めていましたが、他の修繕費用もあわせてもおつりがくるくらいでは済みました。
まとめ
賃貸物件は、原状回復をしなければならないことを念頭に置きながら暮らすことが大切です。
クッションフロアは張り替えもできますが、やはり手間と費用がかかりますので、普段から気を付け、色移りが浅い段階で気づき、対処していくことが大切です。
追記(2020.7.31 岩崎)
これから、秋の異動の時期になります。お部屋探しが落ち着いたら、現在のお部屋に関す原状回復が気になると思います。
万が一、心配なことがあればお気軽にお電話ください!
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追記(2022.8.11 岩崎)
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