賃貸物件は入居者が大家さんから借りている物件であり、設備の使い方や整備の方法については一定のルールが定められています。
実施した整備・メンテナンスがルールに反していた場合、原状回復をともなう大きなトラブルにつながる可能性もあるので注意が必要です。
今回は、賃貸物件のフローリングにワックスをかけても良いのか、ワックスをかける方法と意識しておきたい注意点について確認します。
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賃貸物件のフローリングはワックスをかけても良い?
結論から述べると、賃貸物件において入居者がフローリングにワックスをかけることは可能です。
ただし、国土交通省の公開している原状回復に関するガイドラインでは、フローリングのワックスがけは貸主の負担と明記されています。
そのため、ワックスがけは入居者の義務ではなく、原則として貸主がおこなう作業であると考えておくべきです。
また、ワックスがけによってフローリングが破損したり劣化した場合、原状回復費用の支払いを求められる可能性があります。
トラブルを避けるためにも、あらかじめ大家さんや管理会社に確認してからワックスがけをおこなうようにしましょう。
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賃貸物件のフローリングにワックスがけをする方法
賃貸物件でフローリングのワックスがけをおこなう際は、まず室内の養生が必要です。
移動可能な家具を移動し、床をきれいに掃除したあと、ワックスを付着させたくない部分を養生テープやビニール袋で保護します。
次に、剥離剤を用いて古いワックスを剥がしましょう。
古いワックスの上に重ね塗りをすると見た目が悪くなるため、スポンジを使って剥離剤を塗り広げ、3分から5分ほど経過した後に擦り落とします。
最後に、新しいワックスを適量塗り、乾いた後に養生を剥がせばワックスがけのプロセスは終了です。
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賃貸物件のフローリングにワックスをかける際の注意点
まず注意点として挙げられるのは、古いワックスの剥離を丁寧におこなうことです。
フローリングに傷がつくと原状回復費用がかかる場合があるため、擦り落とす際は力を入れすぎないように注意し、可能であれば専用のブラシを使用しましょう。
ワックスにはさまざまな種類があるため、場所によって使い分けることも重要です。
キッチンや洗面所付近の濡れやすい床には耐水性の高いワックスを使用し、床暖房が設置されている場合は耐熱性に優れたワックスを選びましょう。
また、ノンワックス仕様のフローリングにも注意が必要です。
表面が化粧シートになっているノンワックス仕様のフローリングにはワックスがけが厳禁なので、作業を始める前にしっかり確認しておきましょう。
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まとめ
賃貸物件におけるフローリングのワックスがけは原則的に貸主が実施しますが、許可を得た場合は入居者がおこなうことも可能です。
ただし、剥離の過程で強く擦りすぎた場合などは、床に傷がついて原状回復費用を請求されてしまう可能性があるので注意が必要です。
ワックスがけの方法と、適したワックスの種類、フローリングの種類などをしっかり確認して、トラブルが起こらないようにワックスがけを実施しましょう。
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