天気や時間に縛られず、花粉や黄砂が舞う時期にも、洗濯物を綺麗に乾かせる浴室乾燥機は、アレルギーのある方や忙しい方にとって、ぜひほしい設備ではないでしょうか。
浴室乾燥機が暮らしにどう影響するのか、設備の種類やあとから取り付けられるのかなどを解説します。
賃貸物件に浴室乾燥機は必要?メリットとは?
浴室乾燥機は賃貸物件に必ずしも必要な設備というわけではありません。
しかし、それでもほしい設備として挙げられるのには、次のようなメリットがあるからです。
●洗濯物をいつでも乾かせる(夜間、風雨の強い日、花粉)
●浴室のカビ発生を抑えられる
●冬のヒートショックを防げる
●夏は冷風機能で涼しくできる
雨の日や夜間の洗濯は干す場所にも困りますが、生乾きでにおいが付いてしまったり、翌朝までに乾かなかったりするなどの問題があります。
しかし、浴室乾燥機があれば、時間や天気に関係なく洗濯物を干して乾かすことができます。
また、冬の冷たさによるヒートショックや夏の浴室内の暑さを浴室乾燥機の機能によって軽減できる点も、嬉しいメリットです。
賃貸物件の2種類の浴室乾燥機の違いと特徴
賃貸物件における浴室乾燥機には2つの種類があり、種類の違いによる暮らしへの影響を考えてみましょう。
ガス式
ガス温水器で発生した熱を利用して浴室を乾燥させる仕組みで、電気よりもパワーがあり、短時間で乾燥させやすいです。
電気式
電気式にはさらに2種類あり、ヒーター式は乾燥機内部で作り出した熱を利用し、ヒートポンプ式は周囲の空気を取り込んで熱を発生させます。
設備がコンパクトに収まりやすく、安定した温度を維持しやすい点がガス式との違いです。
どちらが費用的にお得か、利用する電気やガス会社の料金設定、使用時間などによって異なるため断言できませんが、一般的にガスより電気のほうが多少安く抑えられます。
後付け可能?賃貸物件に浴室乾燥機を取り付けたい
賃貸物件では退去時に入居当時の状態へ戻す義務があるので、後付けで浴室乾燥機を取り付ける工事ができないと思っていませんか。
しかし、次の2つの条件をクリアできれば、賃貸物件に浴室乾燥機を後付けできる可能性があります。
●浴室に換気扇が付いている
●設備を置くスペースがある
上記は最低限の条件で、照明や電気配線の状態によっては工事をおこなうのが難しい場合もあり、設備を購入する前に問題なく取り付け工事がおこなえるか、購入しようと考えている設備が置けるかなどをしっかりと打ち合わせておきましょう。
また、取り付け工事は必ず大家さんに相談し、許可を事前に取ってからおこないましょう。
まとめ
時間や天気、花粉などに悩まされず面倒な洗濯を終わらせることができたら、家事の負担はグッと抑えられますね。
設備を導入する前にはメリットだけでなく、購入や工事費用、日々の光熱費がどれくらい加算されるか、暮らしを圧迫しないかについてもよく考えてみてください。
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