住まい探しには、不動産の物件選びだけでなく、地域選びも重要なポイントです。
日本は災害が多いため、災害時の避難場所や防災対策、防災情報が十分かどうかといった点を住まい選びをするうえで知っておくと安心でしょう。
そこで今回は、千葉県市川市にお住まいを検討されている方に向けて、市川市のハザードマップや防災情報を得る方法などについてご紹介します。
千葉県市川市の防災情報 ハザードマップと避難場所を把握しよう
千葉県市川市は、県北西部に位置する市です。
市内には江戸川、旧江戸川が流れており、また、市はなだらかな平野が広がっていることから、災害のなかでもとくに水害による被害が大きくなる可能性があります。
実際に令和元年の房総半島台風や、令和元年東日本台風は市川市に甚大な被害をおよぼし、2,200名の市民が避難所に避難することとなりました。
こうした状態を受け、市川市は令和2年にハザードマップを刷新し、台風シーズンに各家庭が迅速に避難をおこなえるよう促しています。
具体的には緊急時に、いつ・どこで・だれが・なにをするのか家族で共有しておく「マイ・タイムラインの作成」、水害リスクと避難行動の目安をチェックできる「避難行動判定フロー」「台風被害から学んだこころがけ」「避難場所」などが、ハザードマップに掲載されています。
水害ハザードマップは、市役所や市民センター、出張所などで配布されているほか、インターネットからも印刷・閲覧が可能です。
千葉県市川市の防災情報 メール情報配信サービスを活用しよう
市川市では、ハザードマップや避難所一覧の配布・掲示だけでなく、いつどこで発生するかわからない災害に備え、災害情報の配信をおこなっています。
市川市メール情報配信サービス
市川市では、竜巻や地震などの災害が発生したときに、パソコンや携帯電話、スマホへ電子メールを利用して情報配信をおこなっています。
気象情報だけでなく、防犯や火災の状況などをリアルタイムで配信してくれるので、いざというときのために登録しておくと安心です。
市川市公式LINEアカウントでの情報配信
平成26年から、市川市はスマホ向けアプリ「市川市防災アプリ」を配信していました。
しかし、令和3年から配信は見直され、アプリの運用は終了しています。
そこで、防災アプリの代わりに市川市の公式LINEアカウントで、メール情報配信サービス同様にリアルタイムの防災情報配信をおこなうこととなりました。
サービス内の防災情報ボタンを押せば、避難場所や経路、気象情報や被害情報、市からの支援などさまざまな情報が得られます。
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まとめ
今回は、千葉県市川市にお住まいを検討されている方に向けて、市川市のハザードマップや防災情報を得る方法などについてご紹介しました。
ハザードマップやメール情報配信サービスなど、市が運用するサービスはあらかじめ確認しておくと、いざというときに安心です。
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