放火・タバコの不始末・電気コードのショート・落雷・地震など、火災の原因はさまざまあります。
賃貸物件など住宅選びの際には、こうした火災へのリスクも検討する必要がありますが、住宅構造によってどの程度火災時の被害が抑えられるのか、気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、賃貸物件をお探しの方に向けて、住宅構造による火災へのリスクについてご紹介します。
賃貸選びで気を付けたい住宅構造と火災リスク①鉄骨造の危険性とは
住宅構造とは建物の骨組みのことで、鉄筋コンクリート造り・鉄骨造り・木造などの種類が代表的です。
一般的にコンクリート造りは火災に強く、木造は火災に弱いと考える方がほとんどでしょう。
実際、鉄やコンクリートはほとんど燃えることがありません。
鉄筋コンクリート造や鉄骨造りでは躯体そのものが火をあげることはなく、燃えるとしても内装材に使用している可燃材が燃えているケースがほとんどです。
ただし、鉄骨造りの建物は注意が必要です。
鉄骨は燃えることはない一方で、熱に弱く、熱せられることで強度が大きく低下します。
摂氏600度を超えると強度は半減し、さらに温度が上昇することで変形するため、大規模な火災になった場合は住宅全体が倒壊してしまう例も少なくありません。
鉄やコンクリートでつくられており躯体自体が燃えることはないとしても、熱によって強度が下がり、建物が倒壊する恐れがある点は、住宅選びでも押さえておきたいポイントです。
賃貸選びで気を付けたい住宅構造と火災リスク②木造住宅の場合
鉄骨造や鉄筋コンクリート造と比べて、木造構造は木を使用するため燃えやすいと考える方が多いでしょう。
確かに木には燃えやすい性質をもつため、火災リスクは低くありません。
しかし、木材はその表面が燃えやすい反面、芯の部分まではなかなか火が通らないという特性をもっています。
燃えることで表面が炭化し、芯内部まで火が届かないようになります。
くわえて木材には湿度が含まれ、水が蒸発するまでに時間がかかるのも特徴のひとつです。
鉄骨造と比較すると燃えやすいものの、倒壊のリスクは低く、場所や経路が確保されていれば比較的避難がしやすいといえるでしょう。
まとめ
今回は、賃貸物件をお探しの方に向けて、構造による火災へのリスクについてご紹介しました。
耐火素材や加工を施してある住宅もあるため、一概に「木造、鉄骨造りだから良くない」とはいえませんが、住宅構造は火災リスクへの指標のひとつです。
住宅選びでは、安全性の高い住宅選びの参考として、構造の確認をおすすめします。
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