両親共働きの家庭が増えている現代では、地域の子育て支援が充実しているかどうかが、「暮らしやすさ」に直結してきます。
千葉県市川市には、放課後保育の施設として「市川市放課後子ども教室」があるのをご存じですか?
ここでは、市川市放課後子ども教室の概要について、そして近年の市川市の待機児童数減少への取り組みについてもご紹介していきます。
待機児童数解消へ?市川市の頼れる放課後保育「市川市放課後子ども教室」
「市川市放課後子ども教室」とは、小学生(または小学校に相当するものに在籍している子ども)を対象に、安心で安全な放課後の居場所を提供する、放課後保育の取り組みのことです。
市川市から放課後保育を業務委託をする形式で、市川市内の小学校の空き教室を利用して活動しています。
もともと「市川小学校」「八幡小学校」「平田地域ふれあい館」など9つの施設内で活動していましたが、令和2年には「大和田小学校」「行徳小学校」など6つの小学校が新たに加わりました。
特徴としては、市川市放課後子ども教室は子どもを預かるための場所ではなく、あくまで安心安全な居場所を提供するための施設だということ。
市川市の会計年度任用職員が見守りスタッフとして在籍していますが、基本的には子どもたちが自分たちでその日の遊び方や過ごし方を決めます。
学年の違う友だちと遊んだり、地域のボランティアの方たちと交流をしたりと、学校とはまた違った刺激を受けられる場所です。
学校のある日は放課後から17時まで、そして休校日も朝の8時から17時まで利用することができます。
日曜日や祝日、年末年始はお休みですが、共働きのご家庭にとっては心強い存在ですね。
ただし、現在は新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、当面の間は休室となっているのでご注意ください。
市川市が力を入れる放課後保育と待機児童数減少への道!今年度は何人?
千葉県市川市は数年前まで、待機児童数が国内でもトップクラス、県内ではワースト1位でした。
しかし、何人もの待機児童があふれる状況を脱するべく、市川市は待機児童数減少への取り組みを続け、2018年度は385人だった待機児童数を翌年には138人へと激減させています。
10億円の補助金を確保し、30以上もの保育所や小規模な保育事業所を設置して定員を大幅に増加させたからです。
また、深刻な保育士不足の解消にも力を入れています。
その結果、2020年4月時点の調査での待機児童数は64人にまで減少しています。
次回発表時には何人になっているのか期待したいですね。
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まとめ
これまでの市川市は決して子育てがしやすい環境とはいえませんでしたが、ここ数年で目覚ましい改善を重ねている街です。
子どもたちに安心な居場所が確保されるということは、共働きの両親にとっての安心にもつながりますね。
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