賃貸物件は、退去時には原状回復をしなければなりません。
しかし、掃除はどの程度すればいいのでしょうか?
この記事では、トイレにスポットを当てて賃貸物件を退去する際に必要なトイレの掃除について解説します。
退去時に必要なトイレ掃除の範囲を考え、賃貸物件での効果的なトイレ掃除方法を見ていきましょう。
賃貸のトイレは退去時にどの程度の掃除が必要?契約書に規定はある?
賃貸物件は、退去時に必ず掃除が必要でトイレも例外ではありません。
まずは必要とされる退去時のトイレ掃除がどういったものであるのか見ていきましょう。
賃貸物件の退去時に必要なトイレ掃除の明確な規定はない
結論からお伝えすると、退去時にトイレをどのくらい掃除するかは入居者の判断にゆだねられます。
多くの場合は退去時に必要なハウスクリーニングの費用が敷金から差し引かれるか、相殺されます。
賃貸物件の大家側もトイレが汚れるのは想定済み
それでは具体的にどのようなトイレ掃除が必要になるのか考えてみましょう。
国土交通省が出している「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」を参考にその範囲を考えます。
このガイドラインにも記載される通り、トイレはある程度、生活の中で汚れていく部分と位置付けられているようです。
とくにカビやシミ、水垢といった汚れは水を利用する部分でもあるため切っても切り離せません。
求められるのは退去時の適切な掃除の実施になります。
賃貸物件のトイレ掃除でしっかり汚れを落とすポイントとは?
次は賃貸の退去時に必要なトイレ掃除を効率よく進めるポイントをご紹介します。
コツは普段掃除が不十分な部分を念入りに掃除することと、汚れに合う洗剤を適宜使い分けることです。
トイレ掃除で見落としがちなポイント①フチ裏
フチ裏は便器の中を上から見るだけでは掃除しづらい部分です。
可能であればヘッドの小さいサイズのブラシを使って掃除しましょう。
飛び散った尿が付着している可能性が高い部分なので使う洗剤は酸性のものをおすすめします。
トイレ掃除で見落としがちなポイント②壁や床
トイレは本体となるタンク以外の場所もけっこう汚れています。
トイレクリーナーなどの専用洗剤を使い、壁紙や床材を傷めないよう優しく拭きあげましょう。
トイレ掃除で見落としがちなポイント③ノズル
いわゆる温水洗浄便座にはモード別にノズルが付いていますが、ここも見落としがちな上に汚れが蓄積しやすい部分です。
こういった機能が付いているトイレには、必ず掃除のためのボタンが付いている(各種メーカーにより名称は異なる)ので、そちらを活用しましょう。
歯ブラシのような細いブラシを使うか、シートクリーナーや布を使い優しく拭きあげてください。
汚れているからといって力を入れすぎると破損の原因にもなるので注意しましょう。
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まとめ
賃貸の退去時に必要なトイレ掃除について見てきました。
掃除の明確な規定はないものの、掃除ができていないと後々のトラブルに発展してしまうので注意が必要ですね。
汚れやすいポイントの把握と洗剤の使い分けは簡単に実践できるものなので、ぜひ参考にしてください。
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