最近、賃貸でも追い炊き風呂がついている物件が増えてきました。
特に家族が多いと、誰かがお風呂に入るたびに温め直すご家庭も多いのではないでしょうか。
ところで、追い炊き配管の掃除はしていますか?
放っておくと、ぬめりやニオイの原因となるばかりでなく、人体に悪影響をおよぼす雑菌が繁殖することもあるんです。
この記事では、賃貸の追い炊き配管を掃除する方法をご紹介したいと思います。
賃貸での追い焚き配管の汚れの原因とは?
追い炊き風呂には、浴槽に熱いお湯を足して水温を上げる「足し湯型」と、浴槽のお湯を一度吸い込んで給湯器で温め、再び浴槽に戻す「循環型」の2種類があります。
このうち、特に配管の汚れに気を付けるべきなのは「循環型」の追い炊き風呂です。
実は浴槽のお湯には、目では確認しづらい汚れがたくさん浮いています。
●すでに入浴した人の垢や皮脂
●バスソルトや入浴剤
●湯垢
お湯と一緒にこれらの汚れを吸い込んで吐き出して…を繰り返すことで、配管の中が汚れ、ぬめりやニオイの原因となるのです。
さらに汚れを養分として、人体に悪影響を引き起こすレジオネラ菌などの雑菌が発生する可能性もあります。
そうならないためにも、追い炊き風呂の配管は定期的に掃除しましょう。
賃貸での追い炊き配管の掃除方法とは?
追い炊き配管を掃除するには、市販のフロ釜洗浄剤を使うと効果的です。
循環型の追い炊き風呂は、次の2種類があります。
●強制循環式(浴槽に穴が1つ開いている)
●自然循環型(浴槽に穴が2つ開いている)
まずはご自身の物件の追い炊き風呂のタイプを把握し、適切な洗浄剤を購入しましょう。
今回は、1つ穴に洗浄剤を使う場合を例にして掃除方法を説明します。
まず、浴槽内の穴よりも約5cmほど上まで水をためて、洗浄剤を投入します。
残り湯でも、新しいお水を入れてもOKです。
洗浄剤を投入したら、約2~3分ほど40度以上で追い炊きし、約10分間放置して排水します。
その後、再度穴より約5cm上くらいまで新しい水をためて、約5分ほど追い炊きしてすすぎます。
すすぎ終わったら排水をして、掃除は完了です。
コツは、水を温める際は自動運転ではなく、必ず追い炊きを使うこと。
水温が低いと、十分な洗浄効果を発揮できません。
また洗浄剤ではなく、過酸化ナトリウムを使うのも効果的です。
その際、追い炊きの水温は最大まで上げましょう。
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まとめ
以上、追い焚き配管の汚れの原因と、掃除する方法についてご紹介しました。
快適なバスタイムを過ごすためにも、定期的に掃除することをおすすめします。
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