このシリーズも遂に最終回!入居に関するお話しでおしまいです。早い人でお部屋探しをスタートした時から2週間前後で契約スタートです。いつ入居するかは、あなた次第です。
⑦入居時のポイント
【1】ご入居前の傷のチェック
お荷物の搬入前にお部屋の壁や床等の傷のチェックをしましょう。入居前にあった傷の原状回復費を、退去立会時に請求を受けることにもなりかねません。管理会社によっては、入居立会をする場合もあります。管理会社と一緒に傷のチェックをするので1番安心です。入居立会がない場合は、契約時にお部屋のチェック表みたいなのを管理会社がくれます。記載項目は、少なくとも一通りチェックし、管理会社に返送しましょう。この際に、莫大な写真やデータを同封される方もいらっしゃいますが、それは撮影日の入ったものでご自身のパソコンに保存しておいてください。正直困ります・・・。
【2】お荷物搬入
建物によっては、引っ越し(搬入・搬出)のルールがあることがあります。独自のルールがある場合、契約時に話がですと思います。特に、引っ越し業者を使うときは、必ず伝えてください。厳しい管理会社だと、『引っ越し作業中止!』とか言い出したりしなかったり!?共用部の養生はしっかり!万が一、引っ越し業者の作業員が共用廊下や室内に傷をつけた場合は、その場で今後の修繕負担の話をしましょう。
【3】ご入居して気付く不具合
一通り、傷のチェックは終わったはずですが、ここからは住んでみないとわからない不具合が出てきます。1番の代表例が『お湯が出ない』等ガス関係の不具合です。前入居者さまが閉栓してお引越ししておりますので、ガスに関してはチェックしないままお渡しするケースがほとんどです。ガスの開栓時にガス屋さんがチェックしてくれるので、ガスコンロ・給湯器のチェックをしてもらうようにしましょう。
他には、水がポタポタするとかの水漏れ、網戸が閉まらないとかの建具の不具合、エアコンが効かない等・・・。
このような場合は、入居時に限らずその都度、建物の管理会社に連絡してください。特に、水に関することは、放置すると大惨事になりかねないので注意してください。
以上、お部屋探しからご入居までの流れですが、いかがでしたか?
全部、岩崎的考えなのでその点はご理解ください。また、ざっくりとした内容になっていますので、『どうなんだろう?』とか『困ったぞ。どうしたらいいかのぉ~』って時には、ご相談ください。ご来店いただければ、特別に裏話なんかもしちゃうかもしれませんよ。