まいど!あの岩崎です。
前回に続き、お部屋を借りてご入居するまでのお話です。
入居審査で『承認』された後のお話を進めていきます。
⑤契約までの準備
やらなきゃいけないことが1番あります。不動産屋の担当に紙で教えてもらうことをお勧めします。
【1】必要書類集め
契約締結日に持参する必要書類がいくつかあります。
例えば、ご契約者さまの住民票(入居者全員分)や所得証明書(課税証明書)。特に、役所に取りに行く書類は早めにGetしましょう。同じように、保証人さまを立てた契約の場合は、保証人さまの印鑑証明書が必要となりますので、保証人さまに印鑑証明書1通を早めに用意してもらえるように依頼してください。転職の方は、雇用証明書を勤務先に用意してもらう。(申込時に依頼した場合、契約時に原本が必要)
他の書類は、比較的すぐに手配できると思うので役所や会社から貰うものだけは早めに!
他に必要な書類は、所得証明書(源泉徴収票、給与明細書3か月分等)、身分証のコピー。
【2】契約金の振込
何だかわからないけど、契約金のお振込み。契約する前にお金?って思われる方もたくさんいます!何ででしょう?
ただ、ほとんどの不動産屋は『契約に来る前までに振り込んでねぇ』って言います。なぜでしょうね?
ご納得いただけないようでしたら、是非ご契約日当日に現金をご持参ください。振込よりは、手間がかかるのでお時間をいただきますが・・・。それでも、現金を扱わない会社もあったりしますので、担当者に確認してみましょう。
【3】解約手続き
現在お住いのお部屋の解約です。今住んでるお部屋の契約書を探してみましょう!解約は、ほとんどが1か月前予告です。(2か月前予告もちょいちょいあります)
『解約の連絡をした日から1か月分は家賃がかかりますよ』と理解してもらうとわかりやすいでしょうか?ここでポイント!『解約の書面が管理会社に到着した日から1か月分家賃がかかる』と設定してる不動産屋は多いです。6万円のお家賃で30日での日割りだとしたら、1日2千円です。管理会社に解約の電話→管理会社が解約の書類を郵送→到着後、記入押印で返送→管理会社に到着は最速で3日、6千円。そこから1か月分の6万円かかるので6.6万円。この無駄をなくす方法がいくつかあります。①管理会社に契約者さま名義の通帳と印鑑を持っていく。②FAXやメールでやり取りをする。これで6千円を無駄にしない!次のお部屋のカーテンくらいは買えるでしょう。解約手続きは1日でも早めに!
【4】その他
お引っ越しの準備はお早めに!引っ越し業者を使う場合は、3月12月以外は、早めに見積もりを取って業者を決めた方が安く済む可能性が高いです。逆に直近だと、よっぽど暇な業者以外は高くなると思ってください。
電気・水道・ガスの手続きもお忘れなく。
⑥契約締結
遂に契約です!契約が終わるまでの時間は、不動産屋・担当者によって30分~120分と極端に変わります。5分で終わることもあれば、180分を見たこともあります。『重要事項説明書』『賃貸住宅紛争防止条例・・・』『賃貸借契約書』『保証会社の書類』『保険の書類』とかなりの書類の説明・記名押印があります。
ポイントは、忘れ物をしないこと!この日に不備があると大変なことになるかもしれません。鍵をもらえない可能性があります。
印鑑(契約印・銀行印)・必要書類(住民票・所得証明書・身分証等)お家を出る前に確認しましょう!
必要書類の確認が出来たら、説明を聞くだけです。
少しでもわからないこと・疑問があることを確認していただいて結構です。サラーっと聞き流していただいても結構です。事務手続きなので淡々と進んでいきます。これで所要時間が変わることをご理解ください。
契約締結日と契約始期日(契約がスタートする日)が同じ日で、不足書類等の不備がなければ、鍵を渡されて、入居へ進みます。不足書類等の不備がある場合や契約始期日が先の場合は、指定の日に鍵の受領をして、入居となります。
次回、入居の際のポイントに触れてみましょう。