賃貸物件を借りる際、お部屋の広さは気になるポイントの一つですよね。
しかし、間取りを見た時に「賃貸面積20㎡」、「居住面積5坪」、「リビング10畳、居室6畳」など、色々な広さの単位があるため、実際どのくらいの広さがあるのかを判断するのは難しいです。
今回この記事では、1畳とはどのくらいの広さなのか、また広さを知った上での賃貸物件の選び方についてご紹介していきます。
賃貸物件の1畳の間取りってどれくらいの広さ?
部屋の広さを表す単位には大きく分けて3つ、「畳」、「坪」、「㎡」があります。
まずは「畳」について解説します。
1畳は、一般的に約1.6㎡とされています。
しかし、厳密にいうと地域によって異なり、関西地方では広く、関東地方では狭い場合が多いようです。
「京間」と言って1畳が約1.8㎡に定められた畳を使っている部屋は、「江戸間」と言って、約1.6㎡が1畳の畳を使っている部屋よりも広い、ということになります。
では、1坪はどのくらいの広さなのでしょうか。
1坪は約3.3㎡で、関東の「江戸間」のおよそ2倍ということになります。
つまり、「1坪」と「2畳」がほぼ同じ広さと考えておけば、大きく間違えることはありません。
賃貸物件で1畳の間取りの広さを知った上での部屋の選び方!
部屋の広さを選ぶ際、何を基準に選べば良いのでしょうか。
国土交通省によると、一人暮らしの人が「健康で文化的な生活」を送るためには、25㎡が必要という基準を定めていますが、少し広いと感じる方が多いかもしれません。
25㎡は「畳」に換算すると、15畳強です。
しかし、これは居室だけではなく、玄関やお風呂、キッチンなどのスペースも全て含んだ上での広さとなるので、実際の部屋の広さは賃貸物件によってそれぞれ異なります。
そのため、自身の生活を考慮して、キッチンやお風呂が広いほうがいいのか、居室が広いほうがいいのかを決めることが、お部屋選びのポイントです。
また、多人数で賃貸物件を借りる時、二人暮らしの場合は30㎡が基準の広さで、一人増えるごとに10㎡ずつ広くしていくと、ちょうど良い間取りになると言われています。
一人暮らしが25㎡を基準とするならば、二人暮らしは30㎡だと狭いのではないかと思う方もいるかもしれません。
しかし、キッチンやお風呂などの共同スペースの広さは一人でも二人でも変わらないので、このくらいの目安で良いようです。
まとめ
いかがでしょうか。
今回は1畳の広さについてご紹介しましたが、すぐには覚えることはできないと思います。
ここで一度おさらいしておきましょう。
1畳は約1.6㎡で、2畳の広さがおよそ1坪になります。
広さの単位がわかるだけでも、賃貸物件をスムーズに探せるようになると思うので、お部屋の広さが分からなくなった時は、この記事を参考にしてみてください。