賃貸物件に住むとほとんどの方はインターネットの開通工事を行いますよね。
インターネットの開通工事の際に部屋に穴をあけた場合、退去時にそのままにして出ていくことはできません。
これを退去時の原状回復義務と呼ぶのですが、この記事ではネット開通における原状回復の注意点についてご紹介していきます。
賃貸のネット開通の注意点! 退去時の原状回復義務
賃貸物件の壁に穴を開けてインターネット開通を行った場合、退去時にそのまま出ていくことはできない場合があります。
ここに関わるのが「原状回復」義務。
ここでは、原状回復義務とはいったいどのようなものなのかご紹介しましょう。
<原状回復義務>
一般的に、賃貸物件の退去時のネット回線の撤去工事などは借主が負担する必要はありません。
すべてオーナーの方で負担するため基本的には無料となっています。
しかし、このネット開通工事が壁に穴を空けて行われたものとなると、原状回復費用の支払いを命じられる場合があるのです。
これが原状回復義務で、壁に穴を空けて建物に傷つけたことになり、借主が負担せざるを得なくなってしまいます。
オーナーによって負担費用は変わりますが壁一面を張り替えるとなると数十万円にまで費用が膨らんでしまうこともあります。
なかには原状回復を求められないところもあるため契約時にきちんと確認をしておきましょう。
賃貸のネット開通の注意点! 退去時に困らないために
先ほどご紹介したように、インターネット開通により原状回復義務が生じてしまう場合があります。
ここでは、インターネット開通前に行っておくべき事前注意点についてご紹介しましょう。
<事前注意点>
インターネット開通時は、導入前にNTTなどの導入企業が現地調査のために家に尋ねに来る場合がほとんどです。
この際にどのような工事内容となるのか事前確認を行うことになります。
そして、その工事内容でインターネット開通をしても良いかをオーナーに確認を取り、OKが出たらネット開通ができるのです。
しかし、ここで気を付けたい注意点はオーナーが工事に同意したとしても、退去時に原状回復が必要であるかどうかということをきちんと書面で確認しておくということ。
書面で約束せず、退去時の原状回復についても話し合わなかった場合、退去時に想像以上の原状回復費用を請求されてしまう可能性も0ではありません。
口約束ではなく、きちんと書面でやり取りしておくことが大切です。
まとめ
賃貸のネット開通は退去時に原状回復が必要な場合もあればそうでない場合もあり、そのオーナーさんによって異なります。
ネット開通工事前にきちんとオーナーさんに確認しておきましょう。
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