引越しをすると、引越し先の街やマンションによっては自治会や町内会があり、参加するかどうか迷う場合がありますね。
賃貸のマンションに入居する場合でも、自治会に入らないといけないのでしょうか?
実際に加入するとどんなメリット・デメリットがあるのかをご紹介していきます。
マンション入居での自治会とは
自治会や町内会は市町村の各地域で、地域住民によって組織・運営されている団体のことです。
自治会も町内会も呼び方が異なるだけで、地域内で同じ目的で活動しています。
町内会は町単位で動いているもの、自治会は世帯数が多いマンションなどで動いている場合が多いです。
活動内容として基本的には、公園などの清掃活動、町内で行われるお祭りの運営、子供会、行政や警察などと連携して地域の防犯対策をしたりと、各地域ごとに活動はさまざまです。
これらは、地域に住む人々がお互いに助け合い、親睦を深めたり、日々の生活をより良いものにするための任意団体ですので、強制的に入らないといけない訳ではありません。
ただ、特に子供がいる家族の世帯では、子ども同士・親同士の交流もあるので加入している家族が多くなっています。
一方、子供のいない世帯や、土日が仕事で自治会の活動への参加が毎回難しい方などは、入らないという選択も可能です。
マンション入居で自治会に入るメリット
面倒なイメージを持たれがちな自治会への参加ですが、加入によるメリットももちろんあります。
運動会や夏祭り、清掃活動などの地域活動で近隣の住民と気軽にコミュニケーションをとることができるので、近所にどんな人が住んでいるのかを知ったり、家族ぐるみで仲良くなるチャンスにもつながります。
子どもがいる場合には、学校のことについて情報交換ができたり、地域での見守り活動でサポートしてもらえるなど、安心感につながりますね。
また、実際に災害や事件が起きた時には、すぐに情報が得られたり、地域住民と臨機応変に連携をとって助け合えるなど、自治会に入らないと得られないメリットもあります。
マンション入居で自治会に入るデメリット
自治会では活動費として「自治会費」があり、地域ごとに金額は異なりますが年間で約5,000〜7,000円ほどかかる場合が多いようです。
他にも特別なイベントなどがある場合には追加で寄付を集める場合もあります。
月々で考えれば500円程度でそれほど大きなデメリットではないですが、自治会ではこうした会費と市町村からの補助金などを活用して様々な活動の運営費に充てています。
また、定期的に開かれる会議への参加や、会長・書記・会計などの役割が回ってきた際は責任を持って務める必要があるなどのデメリットもあります。
役割については順番で回すことが多いので、どの世帯も一度は経験することになるでしょう。
土日や祝日などの時間が自治会の集まりで潰される可能性も多いので、前もって予定を確認しておく必要があります。
まとめ
賃貸マンションの入居でも自治会への参加は任意ですが、メリット・デメリットがそれぞれありますので、まずは家族の生活スタイルに合わせて自治会の活動に参加できそうか検討してみましょう。
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