現在、各自治体で取り組まれている子ども医療費助成制度は、子どもの健全な育成を支援することはもちろん、子育て世帯の経済的な負担を軽減してくれる制度です。
千葉県市川市でも子ども医療費助成制度を実施していて、小学4年生から中学校3年生の子どもがいる世帯に対しての所得制限を8月1日から撤廃することが決まりました。
今回は、市川市の子ども医療費助成制度についてご紹介します。
この地域に住むことを考えている子育て世帯の方は、これから紹介する情報を参考にしてみてくださいね。
市川市のこども医療費の助成内容は?
市川市の子ども医療費助成制度は、0歳児~中学校3年生の子を養育している子育て世帯を対象とした制度です。
市川市に住民登録があり、健康保険に加入していれば、登録申請をすることで利用できますよ。
助成は通院・調剤・入院が対象で、通院だと1回300円、調剤にかかる費用は無料、入院だと1日につき300円の自己負担額で済むようになっています。
入院の場合も1日単位で助成されるのは助かりますよね。
ただし、健康保険が適用されない医療費は、助成対象となりません。
例えば、赤ちゃんの健診費用や子どもの予防接種費用、健康診断料、病院に通うときの交通費、そして日本スポーツ振興センター災害共済給付制度の対象となるケースが当てはまります。
※日本スポーツ振興センター災害共済給付制度…保育園・幼稚園の保育時間や小中学校の授業中・休み時間などに発生したケガや病気に対して支払われる給付制度のこと。
令和元年8月1日から子ども医療費の助成制度は所得制限が撤廃
現在市川市では、小学校4年生~中学3年生までの子を養育している世帯が助成を受ける際は、保護者の所得制限があります。
具体的には、扶養親族が1人いると660万円まで、2人なら698万円、3人なら736万円と、扶養親族が1人増えるごとに所得制限の限度額が38万円加算される仕組みとなっています。
それが令和元年8月1日以降に撤廃され、小学校4年生~中学3年生までの子がいる家庭も保護者の所得を気にせず、必要な診察や治療を受けられるようになりますよ。
これは、今まで所得制限がかかっていた世帯にとって、大きなメリットだと言えるでしょう。
まとめ
市川市の子ども医療費助成制度は、令和元年の8月1日から変わります。
所得制限撤廃は、家庭の経済的な負担を取り除き、この地域で生活する子育て世帯が安心して病院を受診できる環境を整えてくれるでしょう。
0歳から中学校3年生までの子どもがいる子育て世帯の方で、市川市へ引っ越す予定がある方は、ぜひチェックしてくださいね。
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