最近【保証会社加入要】って言葉が募集条件に記載されてるのを目にしますよね~。【保証会社】を使わなければダメなんでしょうか?
本来、身内の方がご高齢等で保証人がいないって方のために始まったようなものですが、今となっては借主さんの家賃滞納を保証会社に肩代わりしてもらうってことが1番の利用方法になっていると感じます。
とある有名不動産屋の保証人規定には『官公庁にお勤め、上場企業の役員に限る』的な取り決めもあるとか!?そうなってくると保証会社を使うしかないですね・・・。
【保証会社】と契約しなきゃダメなのかってことですが、賃貸借の条件に【保証会社加入要】って入ってると保証会社と契約しなきゃ貸してくれません。おかしな話ですよね~。
賃貸借契約書とかにも入ってくるんですが、「保証委託契約を締結し、更新すること」を意味することを特約に盛り込んでます。う~ん、おかしいですよね~。
デメリットは、金銭的な部分で『賃料+共益費』の30%~100%の金額(10万円の場合:3万円~10万円)が初回保証委託料として契約時に必要で、更新委託料が毎年1万円か2年に1回2万円。更に、月額保証委託料が『賃料+共益費』の3%程度。住めば住むほど、保証委託料がかかります。
メリットもあります。保証人が必要なく、緊急連絡先1名で賃貸借契約ができるので、ご契約者本人の必要書類と記名押印だけで完結します。
個人的には、貸主や建物の管理会社が出してる条件なのに、『なぜ全額借主負担?』って毎回思います。以前、『貸主が付ける条件なんだから、貸主が負担すればいいじゃないですか?』って大家さんに言ったことがあります。保証会社に貸主負担で加入できるかを問い合わせました。割と少なかったのが現状です。
ここで、役立つかもしれない方法!
上記の『とある有名不動産の保証人規定』を思い出してください!官公庁勤務・上場企業の役員が親にいるとか子にいるって方は、挑戦してみてください!
『敷金1ヶ月上乗せとピッカピカの保証人』で保証会社との契約を回避できるかも!
敷金は退去時に返ってきますが、保証委託料は返ってきません。
当社で有名な言葉『不動産の常識は世間の非常識』の1部分なんだろうなと思える【保証会社加入要・費用は借主負担】のお話でした。