賃貸物件での暮らしは、ガーデニングや家庭菜園を手軽にできる環境ではありません。
そんな時におすすめしたいのが「区民農園」です。
誰でも手軽に畑を使えることから、例年応募者が殺到する人気の行政サービスです。
江戸川区においても、住民向けの農地を解放しています。
江戸川区の区民農園とは?
区民農園とは、江戸川区が借り上げ・整備した農地を、区民に貸し出しているものです。
民間のレンタル畑より安価で大きな畑を借りられるのがメリットです。
江戸川区の場合、一区画はおよそ15㎡(14,000円)で、貸出期間は4月1日から翌々年の2月末までです。
狭く感じられるかもしれませんが、畝(うね)を6〜7個は盛れますから色々な作物に挑戦できます。
趣味の範囲だと畑の維持管理だけでも大変なので、お手頃な広さと言えるでしょう。
そして作付けスケジュールを工夫すれば、通年で収穫が可能です。
4月に土作りをし5月に植え付けるなら、枝豆やトマト、キュウリといった夏に収穫できる野菜を楽しめます。
そして秋にはミズナやハクサイなどが植えられ、冬の鍋シーズンに収穫時が訪れます。
また江戸川区で最も多く栽培されているコマツナは、真冬をのぞきほぼ1年中栽培できる野菜です。
約2年の貸出期間なので、収穫に時間のかかる作物にも挑戦できるでしょう。
江戸川区の区民農園では農業体験ができる!
区民農園は自由に作付けできるゆえに、初心者や子どもでは何から始めたらよいか迷ってしまうかもしれません。
そこで手軽に農業体験ができる「ふれあい農園」や「ファーム・スイート・ファーム」もオススメです。
・ふれあい農園
農家が作った作物の収穫体験ができます。
まだ自分で育てることが難しい小さなお子さんでも、楽しく農業に触れることが可能です。
作物の時期ごとに募集がありますから、子どもが野菜に興味を持つきっかけ作りにぴったりです。
・ファーム・スイート・ファーム
区民農園とふれあい農園の中間的な位置付けの農地です。
プロの農家である農園主の指導のもと、植え付けや栽培管理、収穫までを学ぶことができます。
栽培する作物は農家側が指定しますが、農業を一から学びたい方におすすめです。
なお、農地を提供している「木村農園」では、江戸東京野菜のひとつである亀戸大根を栽培しています。
伝統野菜の普及に努めている農家なので、菜園経験者にとっても学びの多い農業体験です。
まとめ
日々の食卓に並ぶ食材がどこで作られているのかを知ることは、食育にとてもよい体験です。
江戸川区では、自身のレベルや興味に合わせた農業体験の場が豊富にあります。
ベランダ菜園では満足できなくなった方や、子どもに食育をしたい方はぜひ利用してみてください。
私たちセンチュリー21ダイチ・コーポレーションでは、江戸川区の賃貸物件を多数取り扱いしております。
食育の面でも貴重な体験を積める江戸川区へお引越しする際には、ぜひ当社にご相談くださいませ。