気になる賃貸物件を内覧すると、間取り図を見ていた時より部屋が狭い!と感じたこと、ありませんか?
部屋の狭い・広いを印象付けるポイントは、何畳あるか、というだけではないのです。
部屋の内覧時に狭く感じる理由①壁の色・床の色
色が視覚に与える影響は大きく、明るい色は広く、暗い色は狭く見える傾向があります。
そのため、より明るい白い壁や、床材も明るい茶系の方が空間の広がりを感じられます。
反対に、ウォールナット調のようなダークブラウンの床では引き締まって見える分、狭く感じることもあります。
壁・床は面積が広い分、印象に与える影響は大きいもの。
色は好みもあるため、内装写真がある場合は、事前に確認しておきましょう。
部屋の内覧時に狭く感じる理由②梁や柱のでっぱり
間取り図を見ると、物件によっては柱が部屋に突き出ている部分があることも。
柱があると、どうしても部屋が区切られる印象になりますし、狭く見えます。
また、間取り図だけで分からないのが、天井の梁や最上階で斜めの天井になっていたりする場合です。
内覧時には圧迫感があって狭く感じるかもしれませんから、実際に手持ちの家具を置いたらどうなるかなど、暮らしをイメージしながら内覧にのぞみましょう。
部屋の内覧時に狭く感じる理由③ドアの位置
押すタイプのドアの場合、半畳ほどの可動範囲分がデッドスペースとなるため、部屋にドアが多いと内覧時に部屋が狭く感じます。
実際に暮らす際も、その範囲に家具を置いたりラグをひいたり、ということが難しいため、廊下側に開くドアや引き戸の方が部屋を広く利用できます。
部屋を内覧しに行く場合は事前に家具は採寸しておく!
今使用している家具がこの部屋に入るかどうかは、とても大事な問題です。
ソファやベッドなど大きいものは事前に採寸しておき、内覧時に入るかどうか確認しましょう。
部屋だけでなく、玄関、廊下や階段などを通るサイズかどうかも重要です。
特に、移動先が戸建てやメゾネット賃貸など内階段がある場合は要注意。
大きな家具を階上へ上げることができず、引越し当日にクレーン車を追加レンタルしてベランダから入れる、というのはそう珍しい話ではないのです。
内覧の際は、どう搬入するか、というのもイメージしておきましょう。
洗濯機も、特にドラム式洗濯機をお使いの方はサイズが大きいので、洗濯機置き場に入るサイズかもチェックしておいてくださいね。
また、電気製品を置きたい位置と、コンセントの位置が合っているか、数が足りるかも確認しておきましょう。
まとめ
賃貸物件の内覧時、空室だと余計に梁や柱の印象を強く受け、部屋が狭く感じることがあります。
家具を置くとその印象は薄まる傾向がありますが、実際にどこに設置するか、どう暮らすかをイメージしながら内覧にのぞめるといいですね。
賃貸物件をお探しの方で、なにかお困りでしたらお気軽にセンチュリー21ダイチ・コーポレーションまでお問い合わせください。