葛西臨海公園は、江戸川区に所在し、平成元年に開園した都立公園です。
汚染が進んでいた東京湾沿岸の自然環境再生を目的に都が整備した公園で、現在は潮干狩りや水遊びなどを目当てに多くのファミリーで賑わうスポットとなっています。
また、葛西臨海水族園や鳥類園などの施設を有するレジャー施設であると共に、都内でも貴重な動植物が生息する場所としても有名ですよ。
ここでは、そんな葛西臨海公園の様々な魅力を紹介していきます。
アクセス・立地
電車でお出かけする場合、最寄駅としてJR京葉線の「葛西臨海公園駅」を利用するのが便利です。
駅からは徒歩1分のため、小さなお子さん連れのファミリーでもお出かけしやすい立地となっていますよ。
電車以外では、近くに首都高速湾岸線葛西ICがあり、24時間営業の駐車場も完備されているので、車でのアクセスが可能な他、都バスや水上バスでのアクセスも可能です。
各バスでの所要時間は、東京メトロ東西線「西葛西駅」、「葛西駅」から「葛西臨海公園行き」バスで、約20分、お台場海浜公園からの水上バスで約50分となっています。
施設紹介
葛西臨海公園で、人気のスポットのひとつに葛西臨海水族園があります。
大きなガラスドームが目印のこの施設は、「大洋の航海者」と題された2200tのドーナツ型大水槽を有し、クロマグロの群泳を見学する事が出来る他、世界各国の魚やペンギンなど600種を超える海洋生物を見る事が出来るスポットとなっています。
また、公園東部には広大な森と二つの池が設けられており、野鳥観察のためのエリアとして解放されています。
このエリアは、渡り鳥の休憩場所となっており、開園以来野鳥や猛禽類など様々な鳥が飛来するスポットとして、バードウォッチング愛好家に好評を博してきました。
この他、公園内には宿泊施設「ホテルシーサイド江戸川」や日本第二位の大きさを誇る観覧車「ダイヤと花の大観覧車」が設けられています。
葛西海浜公園
葛西海浜公園は、葛西臨海公園に隣接する公園です。
西なぎさと東なぎさに分かれており、西なぎさ側はバーベキューや水遊び、潮干狩りなどを楽しめるスポットとなっており、夏になるとファミリーを中心に多くの観光客で賑わっていますよ。
東なぎさ側は、鳥獣や海洋生物の保護を目的とする環境保全ゾーンとなっており、立ち入り禁止エリアです。
貴重な動植物の生息地となっているので、周辺で遊ぶ際には立ち入らないように、十分に注意してくださいね。
西なぎさ側は、バーベキューや潮干狩りの他にも、野球場やテニスコートなども設置されており、近隣住民のお出かけスポットとしても、遠来からの観光スポットとしても人気のエリアとなっています。
また、西なぎさ側は基本的に夜間の入園は制限されていますが、元旦は解放されており、初日の出の参拝スポットしても好評を博してきました。
まとめ
ここまで、葛西臨海公園の魅力を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
葛西臨海公園の特徴は、水族館での知的探求からバーベキューや潮干狩りなどのアウトドアでの遊びまで、幅広い楽しみ方ができる所にあります。
どの施設も一日たっぷり楽しめる場所なので、この夏、ファミリーで遊びに行く先の候補にいかがでしょうか?