賃貸物件にあると便利なエレベーターですが、様々なメリット・デメリットがあることをご存知でしょうか?
1階や2階に住むなら階段移動の方が早いですが、3階以上に住むなら利用機会は多くなります。
どんなメリット・デメリットがあるのか、また賃貸物件選びでのポイントについて紹介します。
エレベーターのメリット
・5階あたりでも住みやすい
建築基準法により31m以上の高さがある建物には設置が義務付けられていますので、賃貸でも6~7階建以上なら多くの住宅に備えられています。
しかし築古や5階建程度の賃貸マンションだと未整備の物件は珍しくありません。
高層階ほど家賃が高くなく、低層階より防犯上のリスクが少ないため住みやすい階数ですが、階段しかないとゴミ捨てや買い出しなど何かと不便です。
5階あたりに住みたい場合はエレベーター付きだと安心です。
・乳幼児がいても安心
エレベーターがあれば、子どもをベビーカーに乗せたまま登り下りが可能です。
ベビーカーは卒業する月齢になっても幼児の足で上り下りは大変ですし、抱っこ移動で階段を使用するのは危険ですよね。
また祖父母が遊びに来る機会も多いでしょうから、子どものいる家庭にとってはメリットが大きいです。
エレベーターのデメリット
・渋滞がある
1基あたりの利用戸数が多いとエレベーター渋滞が発生しやすいです。
朝の通勤・通学やゴミ出しの時間帯に巻き込まれる可能性が高いので、住民に対して基数の少ない物件なら「階段でも降りられる階数」の部屋を選ぶと安心です。
・共益費が高くなる
エレベーターの運用にかかるコストは共益費に盛り込まれています。
そのため、エレベーター付き物件は無いものと比べて割高になっているケースがほとんどです。
そして上階に住む住人の移動のみに使用されているのではなく、建物の受信アンテナや貯水タンクといった設備の保守点検にも必要なので、1階の住人にとっても大切な設備です。
そういった事情から、共益費は居住フロアに関係なく同一である物件が大半ですので、1階の部屋を希望しているならそもそも付いていない方が居住コストを抑えられる可能性があります。
エレベーター付き賃貸物件選びのポイント
・防音性の高い窓を選ぶ
真横の部屋だと音が気になるリスクもありますが、最近の建物なら防音性の高い構造になっているので、壁越しではほとんど聞こえないマンションも多いです。
また、共用廊下をはさんだりして居室と隣接しないように配置するなどの工夫がされています。
むしろ窓のように、壁以外の部分から音が聞こえてくることが少なくありません。
そのため、エレベーターに近いなら二重サッシなど防音性の高い部屋窓がオススメです。
まとめ
エレベーターのある賃貸物件のメリット・デメリットを紹介しました。
マンション選びの際は、間取りや立地条件ばかりに目がいってしまいがちです。
しかしエレベーターの快適さも満足度を左右する重要なポイントですので、ライフスタイルに合わせて物件を選びたいですね。
葛西エリアでエレベーター付き賃貸物件をお探しなら、ダイチ・コーポレーションまでぜひご相談ください。