住宅を探す際に皆さんはどのようなポイントを重視されますか?
様々な見分け方があり、街の状況・間取り・設備・立地…と様々あるなかで見落とされがちなのが災害に対する強さではないでしょうか。
日本は災害の多い国です。
津波や台風、大雨…たくさんありますが、特に地震に強い街の見分け方というのは、なかなか比較することが難しいと思います。
そこで今回は、地震に強い街の見分け方をまとめました。
地震に強い街はどのような特徴があるのか、そのポイントや見分け方を紹介します。
地震に強い街の見分け方① 地盤が固いこと
地震大国と言われる日本ですが、地域によっては地盤の固さが異なります。
とは言え、見た目ではどこの地盤が固くてどこが弱いのか判りませんよね。
それでは、地盤が固い土地はどのようにして見分けるのでしょうか?
これは、地盤調査の結果をあらわした「柱状図」を確認することが一番だと思います。
柱状図とは、地表から到達点までの土壌のサンプルから作られるもので、複数あります。
インターネットでも公開されていますので、住むことを検討している地名で検索してみましょう。
インターネット上でデータが見つからない場合は、自治体の建築確認ができる部署に出向くことで見ることができます。
地震に強い街の見分け方➁ 土地が古いこと
新しく造られた土地の中には、元が田んぼや川・海など水分を含んでいる場所などもあります。
そのような土地は、水分が多い分地盤が弱く、大きな地震が起きた際には液状化現象が起きる可能性があります。
また液状化現象は、地盤沈下によって家が傾いたり道路が陥没したり、地中に埋まっている浄化槽などが飛び出るといった被害が起きる可能性もあります。
一方、昔からある土地は水分が少なく強固であることが多い為、そうした被害を受けずに済むでしょう。
地震に強い街の見分け方③ 地名を確認する
これは少し意外な方法かもしれませんが、地名にはそれぞれ意味があります。
例えば「新町」という単語があれば、最近できた地名=新しい土地であることが想像できますので、その地盤の固さを確認する必要がでてきますね。
また、地名には過去に災害があったことからつけられていることもあります。
再開発やニュータウン開発によって変わった地名が元々は全く違う地名だった場合、そこでどんな災害が起きていたのか調べると良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
地震に強い街の見分け方を紹介しました。
それぞれのポイントをすべてクリアする土地を見つけることは難しいかもしれませんが、その条件に当てはめて考えていけば、より安全な土地を探すことができます。
災害はいつどのような形で降りかかってくるかわかりません。
その時被害に遭わないように、もしくは被害を最小限に食い止めるためにも、参考にしてみてください。
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