賃貸暮らしの良いところは、生活スタイルの変化で住まいを変えられるところですよね。
結婚もそうですが、子どもが産まれると生活スタイルはさらに大きく変わります。
そんな子育て向けの賃貸選びには、どんなポイントがあるのでしょうか。
子育て向け賃貸の間取りとは
まだ朝晩の区別がつかない赤ちゃんは、夜泣きや短時間で区切られる睡眠時間に対応するため、やはり親と子どもの2つの寝室があることが理想です。
新婚さんやDINKS世帯に人気の1LDKは、寝室が1つのため、あまり夜泣きをしないタイプの赤ちゃんでないと部屋数が足りなく感じられることがあります。
そのため、最低でも2DKはあると良いでしょう。
また、ハイハイで動きだしたり、一人遊びや兄弟姉妹で遊んだりするようになれば、親の目が届きやすく広いリビングがある、2LDKなどの間取りがのびのび過ごせます。
さらに子どもが大きくなってくると、やはり子どもの自我やプライバシー感覚の芽生えのためにも、個別の部屋を用意したくなるもの。
その際は、子どもの数にもよりますが、3LDKなどの賃貸に引越すのもいいですね。
子育て向け賃貸に必要な収納スペースの広さ
子育てをしていると、気がつくと物が増えている、ってありますよね。
溜め込むつもりはなくとも、日々の着替えや布団、おもちゃ、外遊び用の遊具など、子どもの成長に合わせて物はどんどん増えていきます。
そして時には、床にまで物が侵食して足の踏み場がない…なんてことも。
そのため、収納スペースをしっかり確保できるかどうかは、必ず確認しましょう。
各部屋に最低一つは収納スペースがあることが理想です。
また、子育て向け賃貸マンションなどには多く見られますが、玄関収納スペースが広く取ってあると、靴以外にも砂の付いた外遊びのおもちゃや、ベビーカー、三輪車なども収納出来ますよ。
他にも、赤ちゃんに必須のオムツやおしりふきは、日用品で消耗が早いティッシュやトイレットペーパー同様、なんでも入れられる大きめの収納スペースがほしいところです。
子育て向け賃貸にあると嬉しい和室
最近は、全室フローリングという賃貸物件が増えていますが、あえて和室のある物件を選んでみることをおすすめします。
なぜなら、和室には子育て向けの嬉しいポイントがあるからなんです。
・安全性が高い
お座りやつかまり立ち、一人歩き、そして走り回るようになるなど、子どもの成長はとても嬉しいものですが、同時に転んで頭を打ったりけがをしたり、という心配も増えていきます。
そうしたケガや事故防止のため、固いフローリングではラグやマットを敷いて対策をする必要がありますが、畳はもともとクッション性が高く、安心できます。
また、布団敷きで床面と同じ高さに寝かすことができる和室は、寝返りして布団から転げ落ちても頭を打ち付ける心配がありません。
・遮音・吸音効果が高い
マンション住まいでは、階下も含めた近所への音の響きが気になりますが、畳はそれ自体がクッションになっており、飛び跳ねてもあまり音が反響しません。
つまり、子どもの遊び部屋にももってこいなのです。
なお、最近は完全な和室でなくとも、リビングからの続き間として6畳前後の畳スペースがあるマンションもあります。
そうしたスペースは開放感も得られますし、キッチンから目の届く位置に子どもの遊びスペースを作れる、まさに子育て向けの間取りと言えます。
まとめ
大人だけの暮らしと違い、子どもがいる暮らしは気にするべきポイントが増えます。
出産から就学、受験など、子どもの成長によって住み替えられる点が魅力の賃貸。
様々なライフスタイルに合わせて、子育て向けの物件を探してみてください。
葛西エリアで子育て向け賃貸を探すなら、ダイチ・コーポレーションまでお気軽にお問い合わせください。